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写真洗浄ボランティア「あらいぐま作戦」に参加しました

Twitterで宮城県山元町の津波被害にあった写真の洗浄をするボランティアが吉祥寺でできることを知り、近隣に住む友人を誘ってさっそく翌日に参加してきました。

手順としては、山元町から段ボールで写真が送られてきたものをアルバム類から剥がして分類し、銀塩写真か、白黒、インクジェット、ポラロイドなどと仕分けます。銀塩写真は丈夫で水で洗うことができます。

こびりついた泥、ぬめり、汚れなどを落として何度か水洗いの行程を繰り返し乾燥させてアルバムへ入れて山元町へ送られます。その写真は町内の展示場で展示され、持ち主がいたらその場で返却しているとのことです。

仕事として写真に携わっているとはいえ、洗浄はしたことがありませんでした。当然と言えば当然でしょうか。「初心者OK」と書いていてくれたので気軽に参加することができました。実際に他の参加者もはじめての方が大半で、でもすぐに皆さんそれぞれの作業をできるようになっていました。難しいことではなくポイントをおさえたら誰でもできることです。

震災から4か月が経過した上に暑さのため、写真の腐敗が進んでいるようです。海水の塩害とバクテリアのためだそうです。今月中に終わらせなければ厳しいということでした。剥がす段階で救えない写真がありました。洗った段階で像が消えて真っ白のプリントになってしまうものも多くありました。でも救えた写真もたくさんありました。

洗いながら「みんな誰かの愛しい人」という映画のタイトルを思い出していました。それを身をもって本当に知った気がしています。70年代のカラープリントになった頃から90年代までの写真が多かったですが、丁寧にアルバムとしてまとめられ保管されていたのだと思います。愛のある写真ばかりでした。写っているみなさんの手元へ返って喜んでもらえることを願いながら、1枚1枚丁寧に洗っていきました。

弱い写真は干して乾燥を待ちます。

弱い写真は干して乾燥を待ちます(この写真は状況をお伝えしたく、かつ個人の特定は難しいと判断して、掲載させていただいています)

休憩中のひとこま

休憩ではかき氷をいただきました。まるで夏休み気分。

今月が山場です。難しい作業ではないので参加できる方は短時間でもいいようなので参加してみてください。写真に興味があったらなおさら、良い機会だと思いました。

東京にいながらも震災のボランティアができて、宮城で暮らしたことのある身として本当によかったです。機会を与えていただいてありがとうございました。別の日にも参加できたらしようと思っています。

詳細はりす会+moi「あらいぐま作戦」をご覧ください。

あらいぐま作戦のバッジ。後日、隊長をつとめた時にいただきました。

あらいぐま作戦のバッジ。後日、隊長をつとめた時にいただきました。